GREEN BEANS

ナチュラル、ハニー、ウォシュッド。よりわかりやすく産地情報やプロセスを把握できるよう、独自のカードシステムを採用しています。雲南省の産地地図と合わせてご覧くださいませ。

DIRECT TRADE

中国雲南省の農園から収穫直後のコーヒーを効率よく、新鮮な状態で日本の皆様にお届け。

従来のコーヒートレードの流れ :

直接貿易(ダイレクトトレード)の流れ :

私たちは中国雲南省のコーヒー農園とダイレクトトレードを徹底している理由は、コーヒーの品質を最大限に確保することだけでなく、持続可能なコーヒー生産にも繋がっています。

「MOUNTAIN MOVER」は現在、毎年12月の収穫時期に雲南でプロセスの講習や実践を行い、農園との良好な関係を築いているからこそ、オリジナルプロセスや実験性発酵の実践が可能となっています。農園一つ一つのアイデンティティを尊重し、農園側の技術力の向上と共に、消費者側からにも様々な可能性が生み出すでしょう。

農園側のリスクの軽減や品質に向上を考慮し、自社契約農園や連携農園にてカスタムプロセスのオーダーやロットの受注生産なども行っており、より産地側と消費者側との関係を深めていきたいと考えています。

コーヒーグリーンビーンズにとって最も影響されやすい原因は、「湿度」と「温度」です。

急激な温・湿度の変化によって、生豆が含有している水分の水活性(Water Activity)が不安定になり、コーヒー生豆の中に潜んでいる胚芽が芽生える可能性が高くなり、生豆に含まれている様々な栄養素を消耗するリスクがあります。また、湿度が30%以下の環境でコーヒー生豆を長時間保存すると、水分が蒸発し、含水率が低くなっていきます。やがて胚芽が老化してしまい、コーヒーの品質が劣化します。

 

そのような状況を最大限に防ぐために、東京都における保存倉庫に温・湿度制御設備を導入し、湿度の高い梅雨の時期でも、乾燥した冬場でも、年間湿度を一定に保ちながらにコーヒー生豆への影響を最小限に抑えるようにコントロールしています。更に空気清浄機を常時稼働させることや気密性の向上などによって匂いなどの侵入も防いでいます。

保存環境とパッケージの二重保護で生豆の劣化を抑えることは我々が最も重視していることです。それは雲南スペシャルティコーヒーの農園たちに対しての敬意であり、我々の役目でもあります。産地からそのままの品質を可能な限り日本にいる皆さんにお届けし、楽しんで頂くことは何よりも大切だと考えています。